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ドアノッカー vol.1

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旅先で見た古い建物の玄関扉についていたドアノッカーはまるで生きている本物の手のようだった。




今にも動き出しそうな手をふと見て思い出したのが、昔読んだW.W.ジェイコブズの短編小説《猿の手》。






《猿の手》

『老いたホワイト夫妻とその息子ハーバートは、インドの行者が作った猿の手のミイラを、知り合いのモリス曹長からもらい受けた。モリス曹長が言うには、その猿の手には魔力が宿っていて、持ち主の望みを3つだけ叶える力があるらしい。だがそれは、「定められた運命を無理に変えようとすれば災いが伴う」との教訓を示すためのものだ、自分も悩まされたからと、曹長はホワイト家に渡すのを渋ったが、ホワイト氏は半ば強引に受け取る。息子が冗談半分に、家のローンの残りを払うのに200ポンドが欲しいと言うので、ホワイト氏はそれを願ったが、結局その時は何も起こらなかった。

その翌日、一人息子のハーバートが勤務先の工場で機械に挟まれて死んだと知らせが届く。会社は賠償を認めないが、日頃の勤労の報酬として金一封を夫妻に支払った。その金額は200ポンド。

老夫婦は息子の死を嘆き悲しんだ。そしてある夜、どうしても諦めきれない妻は夫に、猿の手で死んだ息子を生き返らせてくれるようにと懇願する。ホワイト氏は息子の凄惨な死体を見ていたので、懸命に妻をなだめるが、彼女は半狂乱になって訴える。夫は断り切れず、二つ目の願いをかけた。しばしの後、夫妻は家のドアを何者かがノックする音に気付く。夫人は息子が帰ってきたのだと、狂喜して迎え入れようとしたが、その結果を想像して恐怖したホワイト氏は猿の手に最後の願いをかける。「息子を墓に戻せ」。激しいノックの音は突然途絶えた。

結局、平凡な日常にささやかな抵抗を試みたホワイト夫妻は、大きな代償を払って元の日常に戻った。』

(Wikipediaより)






このドアノッカーの手も夜になったら生き返って動き出し、




あなたの住む家の玄関の扉をノックするかも・・・・





不思議な旋律を持つ曲が好きです。
Heino Kaski の《夢》





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by papermoon23 | 2016-03-30 19:00 | 旅先で見た風景 | Trackback | Comments(8)

小路の向こうへ

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子供の頃から建物と建物の間にある幅の狭い道を通り抜けるのが好きでした。




その暗くて狭い小路の先の明るい場所へ通り抜けた瞬間に、




異次元へワープできるような気がして、




小路を見つけるたびに試していますが、





未だにワープできていません。




いつかは・・・・






ずっと大好きな曲
坂本龍一さんの《Rain》







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by papermoon23 | 2016-03-29 22:15 | 旅先で見た風景 | Trackback | Comments(6)

海で過した日曜日

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日曜日はおべんとうを持って家族で海へ出かけました。



春のお天気は本当に気まぐれで晴れたり、曇ったり。




次々に変わっていく空と海の色をぼ~っと眺めていました。



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おべんとうを食べて海岸を散歩した後は、



海辺のカフェでお茶。


主人と私はカフェオレ、娘はバニラミルクセーキ。



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そしてキャロットケーキと、



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ラズベリーチーズケーキを娘とシェアしました。

どちらも美味しかったです。


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昔も今も好きな曲。大貫妙子さんの《色彩都市》







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by papermoon23 | 2016-03-28 08:15 | 旅先で見た風景 | Trackback | Comments(8)

古い本 vol.1




今回から《旅先で見た風景》の他にも少しずつ新しくカテゴリを増やしていくことにしました。

新たに加えたのは《旅先から持ち帰ったもの》。




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古い本が好きなので旅先ではいつも古本屋めぐりをしています。



これは19世紀のフランスのクロスステッチの刺繍図案集。

なんと、赤い糸で綴られています。この糸も当時のものとすればアンティークということになり、19世紀に使われていた糸と思うだけでとても感慨深い気持ちになります。


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表紙のイラストはなかなか味があります。


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この刺繍図案集には、

アルファベットを4種類のクロスステッチで刺す図案が載っています。


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この図案集を見ていたらクロスステッチで自分のイニシャルを刺してみたくなりました。





そして、この刺繍図案集と共に見つけたのがスペインで1929年に発行された日本について書かれた書籍。



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こんな感じで当時の古い写真もたくさん載っていて、


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なかなか興味深い内容なので次の機会にでもゆっくりと紹介させてくださいね。





ボサノバが大好きでよく聴いています。

Stan GetzとAstrud Gilbertoの《Corcovado》









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by papermoon23 | 2016-03-26 06:30 | 旅先から持ち帰ったもの | Trackback | Comments(9)
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旅先での散歩中にとても素敵な玄関扉を見つけました。







その玄関扉は木とアイアンで作られていて、金色に輝くリボンの飾りが付いていました。


こんな素敵な扉を見つけると中を覗いてみたくなります。



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そっと隙間から覗いてみると、


とても雰囲気のある石造りの階段が見えました。映画のワンシーンに出てきそうな階段です。




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100年近く前の建物なので、建てられた当時はどんな服装の人たちがこの階段を昇り降りをしていたのか気になります。



素敵な風景を見ると心がほっこりします。





そんな風に心がほっこりした時に聴きたい曲は、


NAOMI & GOROさんの《Beautiful Love》








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by papermoon23 | 2016-03-25 07:00 | 旅先で見た風景 | Trackback | Comments(6)

ベンチのある風景

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小さな頃からなぜか、どこにでもありそうな普通の木のベンチが置いてある夜の風景が好きで、


旅先でも無意識に探してしまいます。





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夜の10時にベンチに座っていた男性。

誰もいない静かな夜の一人の時間を楽しんでいるように見えました。



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旅先での夜のベンチの風景はなんとなく非日常の世界で好きです。





大好きなBill Evanceの《You Must Believe In Spring》











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by papermoon23 | 2016-03-23 21:25 | 旅先で見た風景 | Trackback
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子供の頃から天使や妖精が好きで、



少しずつですがそれらがモチーフとなった古いポストカードを集めています。



中でもお気に入りなのがこの2人の天使と、


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竪琴を奏でている天使のポストカード。


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特にこの竪琴を奏でている天使のお顔は眺めているだけで心が洗われるような気がして、


癒されたい時に取り出しては眺めています。



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天使好きな私は旅先でも無意識に探してしまうようで、



素敵なアイアンの扉越しに見つけたのは、



玄関の天井に描かれた楽器を奏でる天使たち。




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眺めているだけで天使たちが奏でる音楽が聞こえてきそうです。







ラヴェル《妖精の園》から。








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by papermoon23 | 2016-03-21 20:40 | 旅先で見た風景 | Trackback | Comments(2)
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昼間見たのと同じた建物なのに夜になると全く違う建物に見えることが旅先では多い。


古い集合住宅の玄関に明かりが灯されると、


アイアンワークの扉にシルエットが浮かび上がってまるで一枚の絵のようになる。


上の写真のようにその浮かび上がったシルエットが、たくさんの光を伴ってこの世に降臨した神のように見えるという人もいれば、


ヘルメットをかぶった宇宙飛行士のようにも見えるという人もいる。


どのように見えるかは各自の持つ教養と品性によって違うらしい。



私がこのシルエットを見た時、ほっかむりをした泥棒のおっちゃんにしか見えなかったことは、誰にも言わずに内緒にしておくことにしよう・・(・Θ・;)





ちなみに扉越しに覗いてみた玄関の内装はとても美しかったです。


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古い曲が好きでよく聴くのは、Nina Simoneの《My Baby Just Cares For me》











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by papermoon23 | 2016-03-20 06:30 | 旅先で見た風景 | Trackback | Comments(6)

窓辺の風景 vol.2

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これは何年か前に見た旅先での窓辺の風景。


クリスマスまでもう少しというある寒い夜に暗い道を歩いていたら、


あるおうちの窓辺に柔らかく光るものを発見。


よく見てみると、それはなんと光で出来たクリスマスツリーでした。


微笑むように輝く光のツリーを見ている間はそれまでの寒さも完全に忘れてしまっていたほど。


道ゆく見知らぬ人への贈り物のような光のツリー。


心がほっこりした夜は素敵な夢が見れそうです。







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by papermoon23 | 2016-03-18 07:00 | 旅先で見た風景 | Trackback | Comments(4)

窓辺の風景 vol.1

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旅先では窓辺を眺めながら歩くのが好きです。

そして、時にはこんな可愛い猫ちゃんとの出会いも。

カメラのシャッターを押した後に見たら、すでにその姿は消えていました。

びっくりしたんだね。ごめんね、猫ちゃん。




旅先でよく聴いているチェリスト溝口肇さんの昔のアルバムから《帰水空間》



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by papermoon23 | 2016-03-17 07:00 | 旅先で見た風景 | Trackback | Comments(6)

散歩をしていて見つけたものや大好きな雑貨や本、そして趣味のハンドメイドやリメイクについて書いてます。


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